代表ご挨拶

DREAM TEAM

<わごいち整体アカデミー>代表の三宅弘晃です。私は現役整体師であり、整体院経営者であり、整体法の研究と指導を行い、整体関連の本も書いてます。そんな整体漬けの毎日をかれこれ20年以上過ごしてきました。時間的にも能力的にもすでに手いっぱいではありますが、それでも一つだけやり残していることがあります。それが「整体業界の健全化」です。

 

整体業界は摩訶不思議な世界です。誰でも自由に参入することができます。学歴、人種、性別なにも条件はありません。にもかかわらず人の健康、人生、命を左右するような責任を担う仕事でもあります。私個人的にはこの自由と責任のギャップが、技術の発達と革新を生みやすい土壌にもなっていると思い気に入っています。しかしこの自由さが裏目に出て、中途半端な整体師たちが業界の品位と信頼を損なっていることも事実です。

このよからぬ現状を生み出している元凶は「整体学校」であると私は考えています。長らく観察していると、整体学校の多くは世の為でも生徒の為でもなく、自分たちの利益の為に運営しているのではないか、そのように感じます。先生も、カリキュラムも、生徒への教育もすべてのレベルが中途半端に私には見えます。ただそのような整体学校が大多数ですから、それが「標準」となって誰もそこに疑問を感じることがありません。結果として中途半端な教えしか受けられなかった卒業生たちが、疑問を抱かないまま世にでて「整体師」となっていきます。

 

もちろん生徒たちにも問題がないわけではありません。できるだけ簡単に、安く、短期間で儲かる技術を習得しようと思うあまりに、安易な整体学校選びをしてしまっている生徒もとても多いものです。そういう安易さに整体学校が付け込んでいる、、、とは言いすぎでしょうか。そういう意味ではどっちもどっちなのかもしれませんね。

このような残念な現実をずっと見つめながら、どうしたらこの状況を変えられるだろうかとずっと考えてきました。

 

そんな私が今考えているのは、整体のドリームチームを作ることです。つまり「本物の整体師」を育てていくことです。

「本物の整体師」とは、自分の「夢」をもって努力し、人の「夢」を叶える整体師です。力をつけて人の助けになりたい。その為に懸命に努力し続ける。そういう人へ私の技術、哲学を教えれば「本物の整体師」が育ってくるかもしれない。そんな本物の整体師たちが3人、5人と育ってきたときに「なんだかあの集団はちょっと次元が違うぞ」と同業者たちの刺激になり、業界全体の意識が変わっていく。それが私の目指すドリームチームです。この夢を実現するために<わごいち整体アカデミー>を始めます。

 

経歴

1996年 大阪外国語大学卒業、(株)コマツ入社

2001年 (株)コマツ退職、桜井寛氏に師事、ナショナル整体学院入学(のちに中退)

2002年 整体院「心斎橋たんりき」開業

2007年 屋号を「わごいち」に改名、処女作『おなか美人ダイエット』(中経出版)刊行、スタッフ教育に徒弟制を導入

2011年 「三宅式整体塾」開講

2012年 「三宅式整体塾」を「腹育道場千照館」に改名

2017年 「腹育道場千照館」を法人化し「丹足普及協会・千照館」に改名

2020年 『おなか白湯もみ健康法』(ワニ・プラス)刊行

2021年 『整体院経営百科』(アートビレッジ)刊行

2022年 『おなかの詩』(自主製作詩集)刊行、「おなかの学校」開講

2023年 『最強の睡眠力』(青萠堂)刊行、「わごいち整体アカデミー」開講