世の中には「ちょっと撫でただけで劇的に効果が出るテクニック」のようなセミナーがいくつもありますが、それはとう言うことなのでしょう。
身体が不調になる場合、不調が表面化するまでに何年、何十年もの水面下での異常の積み重ねがあるはずです。それが「ちょっと撫でただけで」良くなる、そんな理屈がどうして通るのでしょう。
木が年輪を刻むように、多くの不調も年輪を刻んでいます。その不調を解消するには、年輪の歴史をひも解いていく作業が必要になります。整体師はそれを丹念に「揉む」という行為によって解消していくのです。
修行も年輪を刻みます。最近は寿司職人も2ヶ月でなれるそうですが、オバマ大統領も訪れた「すきばやし次郎」は昔ながらの年単位の修行です。どちらを選ぶか?あるいは中間を狙うか?その選択は非常なほどにその整体師の一生を左右します。
同じように看板をあげて開業していても、不調をどんどん解消できる整体師Aとそうでない整体師Bの間には歴然とした差があります。Aではお客さんも笑顔になり、A自身も自分の仕事を誇らしく思えます。Bではお客さんは不満足な顔になり、Bは効果が出ない理由つまり言い訳ばかりしています。お金と時間、さらに「良くなるかも」という期待も投資してもらい施術する以上、結果が出ないととてもみじめな気持ちになるものですが、実際にはBのような整体師が圧倒的に多いはずです。
なぜこのような差がつくのか。それはほとんど修行環境によって決まってしまいます。
つまり整体師Aの場合、おそらく修行中に「本物の先生」がいて、かつ「その先生に追いつこう」という長年にわたる必死な修行があったはずです。しかし整体師Bの場合にはそのどちらか、あるいはその両方が欠けていたのでしょう。つまり安易に整体を始めてしまっことで、その後の整体師人生を狂わせてしまったのです。
最後に「学び時」についてお伝えしましょう。
整体を学ぶのはいつが良いか。いつでも良いのか。定年退職してからでも良いのか。
普通の整体師で良いのならいつからでも整体を学び始めることができます。しかし本物の整体師になりたいのならばできるだけ早く本当の修行をスタートすべきです。職人修行には柔軟な思考と感性が必要ですが、人間は歳を取れば取るほど自分の価値観ができあがり頑固になっていくからです。
「鉄は熱いうちに打て」という格言がありますが、職人修行はまさにそれです。さらに言えば「正しく打つ」ことが必要です。熱いうちに間違って打つといびつな形になって固まります。ですから「鉄は熱いうちに正しく打つ」ことが非常に重要です。
整体総合講座の対象は中卒以上。これから整体師を目指したい人も、他の整体学校に通っている人も、既に働いているが技術をもっと高めたい人もどなたでも結構ですが、できるだけ「熱い」うちにお越しくだされば幸いです。
代表三宅弘晃に考案よって考案され<ハラ揉みわごいち>で活用されている丹手法、丹足法という手技・足技を学び習得を目指します。初心者でも一から教えます。経験者でも一からやり直すつもりで受講ください。本物の整体師になる為の本物の努力を積み重ねていきましょう。
だんだん技術が段々と深まっていきますので最低1年は受講を前提としてください。2年目以降は習いたいだけ続けてもらって結構です。現場に出てしまうとなかなか技術向上の機械が減ってしまいますが、当校があなたの永続的な成長のバックアップをしつづけたいと思います。
主任講師は当校代表三宅弘晃。これまでの指導経歴は、パートスタッフ、整体塾生、整体道場生、整体研修生、そして弟子と多岐にわたる。またウィーキング教室、ボイストレーニング教室、姿勢教室、呼吸教室などの指導も行う。努力して成長していく人を応援したい。
開講日:毎週月曜日20:30~22:30
会場:officeスカイ
講師:三宅弘晃、池田参尽、井上紙鳶
受講料:月額6万円
※2年目以降は月2回の受講も可
※金額は全て税別です